帰国子女の受験エピソード

現在は子育てをしながらビジネス英会話講師・在宅で翻訳業をしているりょうままさん。

第一志望の上智大学外国語学部英語学科に合格、大学卒業後は英語力が活かせる商社に入社し活躍されていました。

そんなりょうままさんは帰国子女。
小・中学校は岡山県内の公立学校を卒業し、地元の県立高校に入学するも、英語が好きで留学したかったので日本の高校に籍を置いたまま単身イギリスのパブリックスクールに留学されました。

留学2年目にイギリスの高校を卒業することを決意し、日本の高校を退学し、3年目にイギリスの高校で卒業試験に合格しました。
日本へ帰国後、予備校(帰国子女コース)と個別指導塾に通いながら大学受験を目指したということです。

そんな帰国子女の受験のエピソードを伺いました。

上智大学を目指した理由

私は帰国子女だったので、通常のセンター試験ではなく帰国子女枠の特別試験を受ける必要がありました。

さらに、私は将来英語を使った職業に就きたいと思っていたので、翻訳や通訳、ビジネス英語などの講義がある大学を希望していました

また、当時東京で大学院に通っていた姉のマンションに居候させてもらう予定だったので、そこから通学できる場所にあることが必須条件でした。
そうなると、受験できる大学は4~5校ということになり、中でもマンションから近くて受けたい講義が豊富にある上智大学が一番良いという結論に達しました。

上智大学は帰国子女に特に人気がある大学だったため、募集人数に対して受験者が非常に多く倍率が35倍だったのをよく覚えています。
そこで、上智を第一志望にし、他3校を滑り止めとして考えて受験しました。

受験対策も帰国子女用

私は帰国子女ゆえに、英語力こそ一般より高いけれど通常の日本の高校課程で習うべきことを全く習っていない状態でした。

大学受験は帰国子女枠で受験しましたが、大学によっては試験が英語・国語・数学の三教科のところもあったので、国語と数学は予備校で勉強しなければ自信がありませんでした。

そこで、イギリスから帰国してすぐ親と一緒に帰国子女を対象にしたコースのある塾を探したのです。
幸い姉のマンションから通える場所に河合塾の帰国子女限定クラスがあり、そこに3カ月通って3教科を勉強しました。
また、数学に関しては河合塾だけでは不安だったので、個別指導をしてくれる塾を探してそこにも通いました。
塾の名前は東大蛍雪会だったと思います。
ここでは現役の東大生が一対一で指導してくれました。

手ごたえを感じて見事合格

私は河合塾の模擬試験で常に成績が悪かったため、塾の講師からは上智大学に合格する可能性はほとんどないと言われていました。

それは数学の成績が悪すぎて他の教科の足を引っぱっていたからです。

しかし、上智大学は当時の受験科目が国語と英語、面接のみだったので自分としては合格のチャンスはあると思っていました。
受験本番でも悪くない手ごたえを感じていたのです。
結果は見事合格でした。
同じ河合塾に通っていた帰国子女たちもたくさん受験していましたが、合格したのは私と他数名だけでした。

受験生へ一言

大学は、高校までと違って自分で学ぶ場所です。
受け身で教えてもらうのではなく、自ら積極的に知りたい事や学びたい事を探し、教授をつかまえて知識を伝授してもらわなければ「ただ大学に通っただけ」になってしまいます。

日本の大学は海外と違って入学は難しいけれど卒業は簡単です。
だからこそ、本気で将来に向けて必要な知識や技術を習得しようとする気持ちがなければ授業料が無駄になってしまいます。

受験する大学を選ぶ時はまず将来希望する職種を決め、その仕事にはどんなスキルが必要であるか見極めましょう。
それがわかれば、そのスキルを習得できる学科や学部を間違うことなく選ぶことができます。

あとは、その学科を受験するために必要な学力をピンポイントで高めれば良いのです。
現在は予備校も個別指導塾も充実している時代なので、自分に最適な塾を見つけることができるはずです。

【ニックネーム】りょうママ

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